横国軽音の日常

横浜国立大学軽音学部です!イベントの情報や部員について紹介していきます。

「自分の好きな音楽」vol.3 (ヨルシカ,K-POP)

私が好きな音楽は大きく分けて2つです。

1つはヨルシカ、もうひとつはKpopのヨジャグループです。

 

どういう分け方??って思ってもそれは無視してください

軽音楽部のプログなのでまずはヨルシカから

 

私がヨルシカに出会ったのはある絵師さんのメイキング動画です。

私の妹は神絵師なんですが、(そしてかわいい。あと、かわいい。かわいい。)妹におすすめされてみた絵師さんのメイキング動画のバックに流れていたのがヨルシカの言って。でした。

この曲いいやんって思ってAppleMusicに追加することはよくあるんですが、結局あんまり聞かないことが多いです。

 

でも、ヨルシカは違いました。死ぬほどハマってしまいました。そもそもまだそのときはYouTubeチャンネルにもn-bunaさんの曲を除くと、言って。と靴の花火しか公開されてませんでした。

そこからずーっと夏草のアルバムを聴きました。

 

ヨルシカの音楽はわかりやすく作品です。芸術が過ぎる。まず、それぞれのアルバムに物語があります。音楽には物語がつきものだと思いますがそれとはまた違う、本のような物語です。

 

最近で言うと、だから僕は音楽を辞めたというアルバムとエルマは物語がセットになっています。 主人公はエルマとエイミー。

 

でもこの物語はそれぞれが言葉にしない、できない領域で楽しむのが美しいと思っているので内容には触れないでおきます。

言葉にすると言葉以上の部分が全てなかったことのようになってしまうのであまり好きではないです。 語彙力が足りないというのもそうなんですが、そもそも言葉って全てを表現するにはあまりにも足りないと思うんですよね。

 

もちろん言葉の背景にある大きなものを感じ取るのはすごく大切なことですが、日頃からあんまり意識されているものじゃないと思うので、伝わらないことも多いと思います。

でもそれがいいんですよね~~~ 余談ですが私があまり喋らない人を好きなのもこれが理由です あまりにも余談ですねすまん

 

ヨルシカの作品はこの 余白 みたいな部分がたーーーーっぷりあるんですよ

もうこれがたまらん

ちなみにヨルシカは散歩しながら聴くと1番きまります。軽率に飛ぶのでおすすめ。

 

文学とか芸術の 余白 が好きな人にはたまらんと思いますヨルシカ。もう知ってると思いますけどほんとにおすすめです。

曲単位で言うとやっぱり 言って。 が1番好きです!

 

さっきから言ってるようにヨルシカには余白がたくさんあるんですよ、だからみんなこう歌詞を通して追体験をしたような気持ちになれると思います。

それが好きです。

 

まとまらなかったんですけど、ヨルシカが好きな理由は余白がたくさんあることです。そういうアーティスト知ってるよって人はたくさん教えてくれると嬉しいな

 

2つめはKpopのヨジャグループです。

もうこれはあんまり喋ることないんですけど基本聴いているのがヨジャドルなので一応みんなにも布教です。

 

ヨジャっていうのが韓国語で女の子っていう意味なんですね、ヨジャグループっていうのは女の子のアイドルってことです。

 

私が特に好きなのはOH MY GIRL(ユアちゃん推しです)とfromis_9(ハヨンちゃん推しです)なんですけど、基本的に雑食です。なんでも好きです。

TwiceもIZ*ONE(4月いっぱいで解散しちゃいました死ぬ)もCherryBulletも好きだし、Itzy(カムバしたね最高)もAprilもaespaもRed VelvetもMOMOLANDもEVERGLOWもMAMAMOOもぜーーーんぶ好き

みーーーんなかわいい

 

基本はあらゆる沼をつま先立ちで探検しながら、たまに沼に引きずり込まれそうになったり、しっかり溺れたりしながら楽しんでいます。

ちなみに韓国のアイドルには ヌッパン という神企画があります。やってるアイドル多いので観てほしい。きゃわちい

 

あんまりバラードとかは聴かないです。かわいい女の子がかわいい衣装でかわいい曲を踊ってるのが最高に眼福です。本当に好き。幸。

あとあまり知られてないんですけど私ダンスがめちゃくちゃすきで毎日踊ってます。まじです。結構本当に毎日2時間くらい踊ってます。

で、それにめちゃくちゃいいんですよ。自分が踊ってもちょーーーー楽しい。

 

曲はキャッチーなものが多いしなんと言ってもかわいい。かわいいしか勝たん。勝たんしかかわいい。って感じで好きです。

 

こちらもまとまりませんでしたが、かわいいし踊れるので好きです。

 

以上私の好きな音楽でした!読んでくれてありがとう🌷愛してるよん🤍

みんなの好きな音楽も布教してね!

 

 

執筆:RE

文責:発地

「自分好きな音楽」vol.2

いきなりですが、僕の好きな音楽を発表します!

僕が好きなのは……『横国軽音のライブ』です!!!

 

 (執筆日:5月1日(土) 17時57分)

 いやその解はズルじゃんとか言わずにまあまあ聞いてってやってくださいよ。正に今これを書いているのは、定期演奏会@大練が終わり、達成感塗れな帰り道の成田です。気持ちが抑えきれなくて筆を執ってしまいました。あ、ライブ見てくれた1,2年生どうもありがとうございました!

 この部活では多種多様な音楽が演奏されます。それこそ全人類知ってるような有名バンドから、誰も名前も聞いたことないようなアーティストまで様々です。そしてそれは新歓とて容赦されません。  羊文学、カッコ良かったなぁ。ベガス、ヤバかったなぁ。髭男、気持ちよかったなぁ。ネット音楽を主食とする僕にとっては、そのほとんどが初めて知る曲だったけど、そんなこと関係なくめちゃくちゃ楽しかったです。もちろん曲自体の魅力にも多いに引き寄せられたのですが、それ以外の要素も感じます。何なんですかね、みんなが楽しそうに演奏するから?みんなが楽しそうに聴いてるから?僕がみんなのこと大好きだから?うーんまあいいや!わからん!とりあえず何にせよ今日のライブめちゃくちゃ楽しかった!!!もちろん自分の出番のぽぴぱもはちゃめちゃに楽しかったし、友達の聞くのも楽しかった!!

 この楽しさを色んな人に知らせたい。横国軽音にはバチくそエモい演奏をする人たちがうじゃうじゃいることを知ってほしいし、新入生もその一員に加わっちゃってほしい!

 改めて、新歓がんばっていこうと思いました。

 

……あ、ここに書いたのは僕が思う軽音の良さの一部分です。まだまだ書ききれないたくさんある魅力の紹介は、他の部員に託します。

 

……ねえ、どうしよう。ベガスのことが頭から離れないの、、これってもしかして……恋?

 

 

執筆:ナリタリョ

文責:発地

「自分の好きな音楽」vol.1 (Dream Theater)

↓↓↓時間がない人向け↓↓↓

 僕はDream Theaterというバンドが好きです。一曲がとても長いのですが、その分一曲を映画のように表現できるのでとても芸術的だからです。

 

↓↓↓アホみたいに暇な人向け↓↓↓

 僕は小学生の頃にイギリスの伝説のロックバンド「Queen」を聴いてどハマりしました。Vo.のフレディ・マーキュリーがカッコよくていつも"Somebody to Love (live at the Bowl ver.)"をピアノで弾き語っていました。もともとピアノが弾けなかった僕はQueenを聴いて頑張って耳コピをして次第に弾けるようになりました。今でもQueenしか弾けません笑。

 

さて、小中学時代をこのように過ごした僕ですが、今思い返すと僕がQueenに惚れた最大の理由は「既成概念に囚われない自由な表現」です。

……月並みな理由ですね、斬新なものを評価するときのこの表現が既に既成概念に囚われてるみたいでとても嫌なのですが、僕にはこういう他ないです。

 

Queenというバンドはご存知の通り、ロックバンドにも関わらず曲中にオペラをはさんでみたり、自転車の鈴をたくさん鳴らしたり、フラメンコギターを入れてみたり…。別に一曲を通してそういったコンセプトがあるならともかく、急にガラッと曲調を変えてきやがる。当時の僕はその自由さ、大胆さに惹かれたんだと思います。

 

ただ、Queenの凄いところはここまで暴れてるにも関わらず、楽曲として非常に聴きやすい事だと思います。

いろんな要素を盛り込んだ曲を作ろうと思うとどうしてもまとまりが無くなり、内なる自分を着飾らず表現しようと思うと意外と一辺倒な聴きどころのない曲ができたり、それを恐れて逆に理論やら聴き手を意識するとどうもキャッチーな曲になってしまう…、僕の体験談でもあります。 その点Queenはオペラを入れてるのに、自転車の鈴を鳴らしまくっているのに、急にフラメンコギターを始めるのに、何故ここまで違和感なく聴けるのか。攻めと守りのバランスが実に丁度いいんだと思います。こればかりは作曲者の攻守のセンス、好みがたまたま丁度いい塩梅だったのでしょうね。そんなセンスの持ち主になりたかったものです。

 

Queenの壮大な大曲を3つ、ご紹介いたします。

 

1.Bohemian Rhapsody

https://youtu.be/fJ9rUzIMcZQ

言わずと知れた大名曲ですね。 綺麗なコーラスから静かにバラードが始まり、泣きのギターソロで盛り上がり最高潮!次は…オ、オペラ!?…びっくりですね。なぜここでオペラなのか、さらにその後のハードロックパートにしっかり繋がってて、またバラードに戻る…。展開もすごいし、展開間のパスが上手すぎますね。

 

2.The March of the Black Queen

https://youtu.be/SoBMhx_ap_g

2ndアルバムからの一曲。重いピアノのオープニングから一転、分厚いコーラスの緊張感のあるパートから急に明るいパート、突如静寂…からのハードロック、そしてエンディング…。 ミュージカルでも見てるかのような怒涛の展開、しかしこれもまた一つの物語を曲として飽きることなく聴くことができる素晴らしい楽曲。Bohemian Rhapsodyよりも前に作られた曲であり、2ndアルバムのジャケットがBohemian Rhapsodyのオペラパートで再現されている事からも、この曲がBohemian Rhapsodyの元と言えるでしょう。

 

3.innuendo

https://youtu.be/g2N0TkfrQhY

Vo.フレディ・マーキュリーが病で弱っていく中で製作されたラストアルバム。本当に死にゆく人間が歌っているのか疑うほどの力強い声には一言、素晴らしいとしか言えません。ドラムロールからカウントで始まるこの曲はとても重く荘厳な雰囲気ですが、突如始まるフラメンコギターソロには驚きました。そして三拍子の美しい歌に続いて5拍子の迫真のエレキギターソロ、鳥肌が立ちます。最後はハイトーンのコーラスで〆。このラストアルバムは泣きながら聴いた記憶があります。

 

この記事の"忙しい人向け"を読んだ方は「あれ、Dream Theaterってバンドの話をするんじゃないの?Queenの話しかしてないよ?」と思っているでしょう。そんなこと忘れてた人もいるでしょう。

 

ここから"Dream Theater"というバンドについて語ります(以上1824文字、以下3837文字)。

 

Dream Theaterというバンドは前身バンドのMajestyが改名をして1986年に活動を始めたアメリカのプログレッシブ・メタルバンドです。 「プログレッシブ・○○バンド」は先進的、新しい事をやるってことです。雑に説明すると、「ありふれたキャッチーで退屈な音楽と俺たちの音楽とは違うんだ!」という事を見せつけるバンドってことですね。Queenもそんな感じです。

 

Dream TheaterはRushやKing Crimson、Yesなどのプログレッシブ・ロックバンドとMetallica(洋服メーカーではない)やIron Maidenなどのメタルバンドから影響を受けているバンドであり、メンバー全員がバークリー音楽大学に在籍していたという凄腕バンドです。バークリー音楽大学にいたのにメタルやってるの?って思いますよね。僕も思います。現キーボードのジョーダン・ルーデスは9歳からクラシックをガチで学び始めたにも関わらず、メタルの世界に降り立ってぶっちぎりの腕前で「キーボードの魔術師」とまで呼ばれています。

 

Dream Theaterの楽曲には尺が長い曲が多く、1曲24分というバカみたいに長い曲もあります。また、変拍子を多用するのも特徴で、初見ではノることができない曲がほとんどです。因みに変拍子とは拍子を変えることで、変な拍子という意味ではないので注意しましょう。 百聞は一見にしかず(この状況だと百見は一聞にしかず)ですので、まずはこの曲を我慢して聴いてください。

 

Metropolis—Part I “The Miracle and the Sleeper”

https://youtu.be/IqqRx77T4Vo

 

 

9分半もあるこの曲はDream Theaterの代表曲の一つです。全てが長いです。歌に入るまで2分弱かかるし。しばらく聴くと曲調がガラッと変わりインストパートへ突入します。ノれない、全くノれない。速いギター、ノらせてくれないドラム、音の多いベース、ギターとハモるキーボード…。そして歌に戻る。

 

こう書くとネガキャンしてるのではと思われてしまいますが、でもこれが第一印象です。しかし裏を返せば、たかが第一印象なんです。

 

一回じゃよくわからないので何回か聴き直すと、面白いことに評価が変わるんです。

 

イントロは確かに長いですが、ただ長いのではなく、イントロの中に展開があるんです。鈴の音と重いギター、バスドラムの4分打ちで徐々に盛り上げ、一気に解放されたかのように演奏が始まり9分半の物語の幕開けです。開放感のあるイントロから一転、重いリズムで歌へ繋げます。

 

どうですか?長いイントロにも意味があるんです。

 

歌がはじまるとメタルバンドとは思えない透き通るハイトーンボイスで歌い上げます。そしてインストパート。速いギター、ノらせてくれないドラム、音の多いベース、ギターとハモるキーボード…かっこいいんです。印象に残るフレーズをギターとキーボードが奏で、変則的な拍子と決めでメリハリをつけ、各パートのソロで魅せる。

特にインストパート後半の3,5,7拍子を織り交ぜたキメの嵐は歌えるようになるととても気持ちがいいんです。こういった変拍子を覚えて口ずさむと、4/4でノり続けるよりもより楽しく気持ちがいいものなのです。

 

さあ、楽しみ方がわかったところもう一曲聴いてみましょう。

 

In the Name of God

https://youtu.be/T9UnlRZR8tg

 

14分越えでビックリしましたね。でも一回通して聴いてみましょう、楽しみ方はもう知っているので!

 

クリーンギターから始まり、突然歪んだギターリフと重いリズムでこのバンドがメタルバンドである事を思い出させてくれます。歌が入ると先程の透き通る声とはまた異なるキレのある力強い声で曲をよりヘビィにします。そして頭をふりながら聴いているとサビで突然だけど6/8拍子に変わります。演奏はヘビィ、でもコーラスはとても綺麗で曲の印象をより複雑にします。

 

しばらく聴いていると、うねるようなベースラインで緊張感のあるパートへ移ります。よりダークなパートへ移行しギターもドラムがかき回します。突如、アラビアンな音階で複雑なキメがあったかと思うとギターとキーボードの無限6連符地獄。それを支えるベースラインもカッコいい。軽快なパートではあるが、そこには音符の嵐、とんでもないギャップですね。そしてメインリフに戻り、楽曲のピークを迎える。ここまで聴いたからこそ、この展開に鳥肌が立つ。そして、壮大なアウトロでこの長い物語を〆る。

 

さて、なんとなくDream Theaterについて分かってきましたか?

 

ここまでついて来れた方は少なからずこの手の音楽に耐性がある、又は魅力を感じる方です。 ですので、最後、この曲を皆さんとともに聴いて終わりたいと思います。覚悟してくださいね。

 

Six Degrees of Inner Turbulence

https://youtu.be/NI1cTZm1xd8

 

 

はい、42分の組曲です。

冗談抜きでこの組曲Dream Theaterで一番好きで、一番聴いてます。 この曲は6つの精神病についての歌です。残念ながら完全な和訳がないので、ニコニコ動画の字幕職人が書いていた内容をもとにまとめながら解説します。

 

Ⅰ.Overture

Overtureとはいわば音楽の目次です。1つ公演で演奏する曲のフレーズを使って一曲にまとめたものです。つまりこの曲にはこれから聴く曲のフレーズが入ってるわけです。メタルバンドですよね?オーケストラの公演ですか?

 

ギター、ベース、ドラム、キーボードでメタル版オーケストラみたいなことやってますね。バンドサウンドならではの迫力とオーケストラサウンドの壮大さがとてもマッチしています。7分弱あるこの曲も、終盤になるにつれて物語の始まりを示すかのように、聴き手をワクワクさせてくれます。そして、最初の曲が始まる…。

 

Ⅱ.About to Crash

爽やかで綺麗なピアノフレーズから一斉に演奏開始。物語が始まるんだ…!と鳥肌が立ちますね。7拍子を感じさせない爽やかで聴きやすい楽曲ですが、鬱病について歌っており、小さな村で生まれた少女はすくすくと育ちますが、鬱病を発症してしまい落ちていくという悲しい内容になっています。歌詞だけでなく楽曲でもそれが表現されていて、爽やかな印象から次第に雲行きが怪しくなります。そして、グッとテンポを落として泣きのギターソロ。彼らにかかればテンポも自由自在なんですね…。

 

Ⅲ.War Inside My Head

突如ツーバスが鳴り響き、不安な曲調でメタルパートが始まります。頭の中の戦争、PTSDについての歌です。まさに戦争によるトラウマを抱えた人間の脳内を彷彿とさせる楽曲です。Vo.のがなるような声が印象的です。

 

Ⅳ.The Test That Stumped Them All

またもやメタルパートですが、さっきよりもさらに激しくテクニカルになっています。統合失調症について歌っており、サビの掛け合いのような声は統合失調症患者を診る医者と看護師の会話になっています。後半はインストパートで、ダカダカダカダカダ!ダカダカダカダカダ!と印象的なフレーズで緊迫した印象を受けます。そして、最後のラッシュで前半戦終了…。

 

Ⅴ.Goodnight Kiss

赤ちゃんの声と、それに応えてキスをする母親。静かで、哀しげのある歌声は産後鬱について歌っています。なによりこの美しく煌びやかなピアノはこのバンドがメタルバンドであることを忘れさせます。そして、約3分間のギターソロ。前半はエモーショナルなソロ、後半は少し緊迫したソロ。心電図の音や笑い声、叫び声が不安を煽ります。

 

Ⅵ.Solitary Shell

そんな不安から一転、12弦ギターの澄んだ、爽やかな音はどこか悲しくも晴れ晴れとした印象を与えます。しかし、歌詞はなんの変哲もない男の子が人を段々と拒むようになり、閉じこもるようになってしまうという自閉症について書かれており、そのギャップがこの楽曲を強く印象づけます。この曲の間奏はDream Theater史上最も美しいと思います。ギターとキーボードのソロがとても綺麗です。

 

Ⅶ.About to Crash (Reprise)

真っ直ぐでパワフルなリフでギターがブレイクを破り、ハードロックのパートが始まります。そしてどこか聴いたことのあるサビのメロディとタイトルは、2曲目を踏襲しています。実はこの2曲で双極性障害(躁鬱)を表していたのです。この曲はとにかく元気に溢れた印象ですが、それも躁鬱の症状なのです。後半のインストパートはとにかく忙しい。各楽器が入り乱れて複雑な心境を表しています。

 

Ⅷ.Losing Time / Grand Finale 最後はとても壮大に、まさにグランドフィナーレといった曲です。この曲は解離性障害について歌っており、次第に自分の精神が自分自身と解離し、記憶や人格が不安定になっていくというものです。嘆くような歌声と壮大な演奏はこの長く哀しい物語を締め括る一曲です。最後はとても長く尺を取って、じっくり余韻を味わいます……。

 

 

さて、お疲れ様でした。

Dream Theaterは細かいところまで非常にこだわっており、聴けば聴くほど新たな発見がある素晴らしいバンドです。

 

もしこの記事を読んで音楽をより楽しめたらいいなと思います。

閲覧ありがとうございました。

 

 

執筆:ねぎとむ

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.16

 皆さま、おはようございます!成田凌です。
 最近はモデル業だけに留まらず、役者として呼んでいただけることも多く、誠にありがたく存じます。
 そういえば「君の名は」に声で出演させていただいたのですが、あれがもう5年も前なんですね。5年もあれば小学1年生は6年生になってるし、新成人はアラサー帯域に足を突っ込むし、カップラーメンは87万6480杯(※うるう年を含む)できあがってるし、横国の標高は100cm上昇してます。僕は今5歳なので、当時は丁度生誕したくらいですね!
 あ、誕生日が6月にあるので、ぜひプレゼントください!

 っていうのはどうでもよくて、皆さんピアノはお好きですか?弾かなくてもいいですよ!音だけでも、見た目だけでも、好きでいてくれたらちょびっと嬉しいです。
 僕はピアノのことが大好きです。もちろん特段上手なわけではありませんが(重要)。映画のワンシーンが忘れられないときとか、色々あって神さまを恨んだときとか、文化祭のあと友達への愛が溢れてどうしようもないときとか……表現したくても言葉では言い表せない感情のはけ口に困ったとき、ピアノを気持ちのままに弾き倒すとスッキリします。ピアノの音に気持ちが乗るもんだから、言葉の代わりに音で上手く感情が表現できたような錯覚に陥るんですねぇ。
 川名くんがメタルにメンタル(メタルにメンタル⁉︎⁉︎)救われてると言ってましたが、僕はピアノにメンタル救われてきてます。よくみんなピアノ弾かずに精神状態保ってられんなと尊敬しています。人生悩んでいるひとはみんなまぁるくピアノ弾いたほうがいいです。あと60年は生きてられます。

 っていうのもどうでもよくて、つまり僕の音楽経験は高校まではピアノくらいでした。ずっと運動部だったし。大学入ったときも軽音に行く気は実は1mmもありませんでした(怒らないで)。っていうか僕バンドとか1μmも知りませんでした(殴らないで)。高校生のときは完全に歌い手オタク(まふ担)(現在進行形)だったのでネット音楽しか知りません。
 そんな軽音の「け」の字も、バンドの「ば」の字も知らない、故に馬券は「ん」としか発音できないような僕ですが、なんやかんやあって軽音の新歓ライブに行くことになりました。少しでも主張になればとEveくんのブランドのharapecoの服を着て行きました。そしたら似たような出身の先輩が服に気付いて声を掛けてくれたのです!そしたらそこから芋づるみたいに他のサブカル先輩サブカル同期とも話すことができちゃいました!!そこで、意外と軽音部ではバンドバンドしい曲以外も頻繁に演奏されていること、僕のやりたい曲も全然できること、何より同じ趣味の仲間がたくさんいることを知り、入部を決意しました!
 めでたしめでたし。


 ま、そのあとすぐ幽霊部員になるんですけどね☆★ (テヘッ)〜♪

『幽霊になった僕は、明日遠くの君を見に行くんだ』
 なんで幽霊になっちゃったのか、なんでまたリスポーンしてきたのか、それどころかなんで軽音にどっぷり浸かっちゃっているのか、などなどそこら辺のお話はまたの機会に!
 というわけで、バンドあんまり知らないよ!って人もぜひぜひ気軽に軽音に遊びに来てください。あなたの同志が見つかることを願っています。推しのグッズをワンポイント身につけていくのがオススメです。

(オマケ)
 僕この文章書くために他の人の入部動機文をもう一度全部見返してみたんですが、滝本くんと川名くんの文がやっぱりかなりお気に入りです。面白くて読みやすくて良いこと言っている(多分)。好きです。もしまだの方いたら是非読んでください。僕もあんな文を書くはずだった。

 

 

執筆:ナリタリョ

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.15

これから小生が軽音楽部に居る理由を云えと遊戯の係の者が云ふのだが、正直物心ついた時には音楽に染まってひた小生には、そんな理由などてんで理解の及ばないところなのである。まあそれでも書けと云はれたものは仕方がないので、こうして筆を執るのである。若輩者の音楽歴について、駄文を読むことに無駄な時間を費やしてくれれば幸いである。

 

小生が最初に触れた楽器はぴあぁのなのであるが、エレキテルを使ふぴあぁののどちらも習得していたのである。今現在もそのぴあぁのをずっと継続しているのであるが、初期の頃からオンソンブレ、において地味で面白くもないべぇすをやりたがる、という異端者の片鱗が見え隠れしていたことは云ふまでもない。


中等學校において吹奏楽隊に入隊するとその異端さは度を超え、さして人気の無かったカントラバス、まあべぇすを希望した結果、涙を流すことなく、むしろ歓迎されて三年間を過ごしたのである。(この頃、べぇすは希望する楽器になれなかった溢れ者が担当する楽器であり、べぇすをやるくらいなら退隊する隊員も居た程である。)
高等學校においては吹奏楽隊のコンクーレに辟易し、コンクーレのない軽音楽でエレキテルを使ふべぇすに傾倒していったのである。この頃から、皆がべぇすの良さを分かってくるなど、ようやく世界がこの若輩異端者について来るのだが、べぇすに興味を持ち始めた皆が初心者の中、べぇすに心酔し三年と云ふ経験がある小生は言葉の通り、「無双」したのである。ただ、小生はエレキテルについてエデソンと雷くらいしか知らない無知であったため、最低限の装置のみでべんべん、ぼんぼんとべぇすしていたわけである。
無事に大學生となり、世間一般で云ふところのエリィトコォスを進まん(大學に進めるのは大日本帝國の中でも高貴で裕福な家柄のみである。)とする小生は自由を手に入れたのであるが、そこでもやはり音楽の染みは取れないのである。当たり前のように軽音楽に心酔し、幼少より嗜んでいたじやずにも傾倒するのである。その生活を続けた結果が今の小生である。小生の驚いた事には、やはり世界は広いもので、小生のような異端者が大學には数多居たと云ふ事であるだろうか。(しかし年を経る毎にべぇすが増えると言ふことは、べぇすが異端ではなくなるということになり、いずれ異端ではなくなるべぇすに興味を持たない方が異端なのでは無いだろうか。)

 

ここまで駄文に時間を費やした読者様にはわかると思うが、これは理由などでは無く小生の遍歴である。つまりこの乱文を読むことは正真正銘の無意味な時間であり、時間を持て余した高等遊民の遊戯なのである。強ひて小生が軽音楽部に居る理由を云ふとするのであれば、小生の内なる興味によって居ることが決定してひた、であろうか。さらに小生の戯言を書き連ねるのなら、小生は最近ぽるかどっとすてぃんぐれいという鱏の研究を行い、2003年に東京で発生した事変についての書籍を読み、林檎嬢というれでぃに心を奪はれているのである。


ここで書くことが無くなった故、小生が惰眠を貪る為に筆を置く事にする。

 

追記:かの鴎外先生や漱石先生のような文語文で綴りたかったのだが、小生の乏しい知識では遥か遠く届かなかった。今で言ふところの「ぴえん🥺」である。

 

 

執筆:ぐっち

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.14

こんにちは。3年ドラムのりおです。

 

私がドラムと出会ったのは中学1年生、吹奏楽部の体験入部です。あの時私はトランペットでもサックスでも、はたまたフルートでもなく、どういうわけか端っこのドラムに心を惹かれ、入部を決めました。
とはいえ吹奏楽、ドラムを使う機会はそう多くありません。タンバリンを振ったり、銅鑼を叩いたりしながら、高校ではバンドでドラムを演奏してみたいなあなんて考えていました。


しかし高校入学後、気づけば私は吹奏楽部に入部し、またもタンバリンを振っていました。

 

吹奏楽に精を出す傍ら、大学では今度こそバンドをやるぞと決め、SHISHAMOやサイサイを聴きながらガールズバンドへの想いを膨らませていました。

 

大学入学当初、私は軽音楽部には入部しませんでした。ロック研究会という別の音楽サークルに誘われ、男3人と銀杏BOYZ援助交際を演奏していました。

 

「ガールズはどこだガールズは。」

 

目を覚ました私は、やっと軽音楽部に入部しました。大学1年生の6月です。

 

SHISHAMOもサイサイもやってないけど、
ガールズバンドは組めたよ!ありがとう

 

 

執筆:りお

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.13

理工3年の部室長兼ギター長のイヲリです。 今回はボクが軽音部に入った理由を書きたいと思います。

 

結論から言えば、音楽の話ができるからです。あと情報工は人数が少ないので過去問が欲しかったとかいうカスみたいな理由もあります。

 

中学で音楽にハマり、高校入学時に叔父からギターをもらってギターを始めました。ただ、入学した高校には軽音楽部はなく、水泳部に所属していました。めっさ楽で楽しかったです。 音楽も、最初はSPYAIRONE OK ROCKなどの健全なロックを聴いていましたが、アニメを見たりTwitterで変な影響を受けたりしたせいで趣味趣向がねじ曲がり、音楽の話が誰とも合わなくなりました。

 

そのまま大学に入り、軽音楽部があったので取り敢えず新歓やライブに参加してみたらなんということでしょう、話が合う人がたくさんいました。 新歓ライブでPolyphiaとかいう新歓する気0の意味不明なカッコいいバンドの曲をやってくれたり(地元では周りに知ってる人がいなかったのでやってくれてめちゃくちゃうれしかった)、凛として時雨とかいう頭のおかしいカッコいいバンドが好きな人もたくさんいたりして、今まで話せなかった音楽の話ができて嬉しかったのを覚えてます。

 

まだ聴いたことのなかった曲をライブで初めて聴いてその曲が好きになったり、逆にみんなが知らないバンドを勧めてみたりすると意外と食いついてきて聴いてくれたりしました。中にはオススメしたアホみたいに難しい曲をコピーしようとするくらい聴き込んでくれた人もいました。高安って言うんですけど。 そう言う点ではメジャーなバンドを聴く人にもマイナーなバンドしか聴かないオレみたいな逆張りオタクくん(笑)にもお互いにいい刺激になってオススメの部活です。 別にギターが弾けなくても音楽の話をするのは楽しいので、それだけでも入る価値がありました、やったね。 みんなのオススメな曲とかバンドとかあったら聴くので教えてください。

 

最後に、みんな凛として時雨を聴いてくれ。

 

 

執筆:イヲリ

文責:発地