横国軽音の日常

横浜国立大学軽音学部です!イベントの情報や部員について紹介していきます。

番外編第1回「フィンガリング」

フィンガリングのお話を垂れ流したい、そう思い立ち、ほっちにこの文を送り付けるべくおもむろに文字を打ち込み始めております。

 

 ギタリストを見ている皆様、演奏している時ギタリストの何を見てますか?音を楽しみつつ、ぼんやり全体像を見る人、顔で弾くタイプのギタリストが好きで顔しか目がいかない人、キモい速さでカッティングする右手に目が行く人、イモムシみたいな左手の動きに目が行く人、様々でしょう。僕は全部好きなので好きなギタリストの動画は5回くらい丁寧に見返して色々な観点から見てしまいます。

 

 唐突ですけども、綺麗な音がするギタリストはフィンガリングも綺麗な気がするんですよね。いい意味でダーティな音がする人は少し癖のあるフィンガリングをしている気もするんです。気のせいかも。

 

 フィンガリングとはなんぞ?
https://shin-dream-music.com/shin.blog/rock-form-classic-form

 

 さて、僕の大好きなギタリスト5人は
Tim Henson、HIDE、Jim Root、大村孝佳、そして、長岡亮介
なのですが、五者五様全員右手も左手も違う動きをします。今回は左手の話なので、左手の話をします。

 

 ティムのフィンガリングは、ほんとに綺麗で、ジャストのジャストで点に音を置きに行くような運指をしています。指はすごく開くし軽い動きをしている。初めてティムを見た時理解できませんでした。なんで脱力感がありながら、そんなにもしっかり音が鳴るの?と。


 何ヶ月か見てるうちにあることに気がつきました。小指の第3間接の見え方がほかのギタリストと違う。もっと言うと、指の甲がこっちを見てる時間が長い、すごくて首を捻って手のひらまで指板側にあるんですよね。超綺麗なクラシックフォームなんだ、と。


 見様見真似でやってみるもマジでムズいし力が上手く伝わりません。コツはないかなぁと半年くらいかけて試行錯誤してました。小指の付け根を指板側で持ち上げるイメージ、これが自分には分かりやすかったです。6弦のハイフレットを小指で弾けない、ちゃんと音が出ない、なんでだろうとも思ってました。そもそも長さが足りないし、力もない。持ってる筋力を上手に伝えなければならないのだ、と。


 クラシックフォームを意識してみると、指の向きがフレットと平行に近くなり、指が弦を押さえる時も真上から指板やフレットに対して力を伝えられるため力まずに、音を鳴らす必要最低限の筋力だけで動かせるようになりました。

 

 他のギタリストはわりかしロックフォーム寄りな気がします。(雑) 音にも何となく見た目の個性がそのまま音の個性として出てる気がします。点を連続させて色んな線にするような音楽と言うよりは、色んな線をコントロールしながら引いていく感じの音楽って感じで。でも、みんな共通してるのは指が立ってます。クラシックフォームは立たせやすいのですが、手が大きければ同時に両立するようなフォームも恐らくできます。スティーブヴァイとかなんかもうキモいじゃないですか。ああいうのってもう独特というかあの人だからできるなぁって感じもしちゃうんですけど、いいとこ取りという名のひとつの模範解答なのだと思います。

 

 ティムについてやたら長い。無駄に。変に理屈臭くて親にもよく怒られるのですが、自分自身にわかるように説明してあげないと何も理解ができない残念な人なので普段から頭ん中ゴチャついてます。

 

 左手の教科書になる人ってそもそもやりたいジャンルによると思うんですけど、ギターを始める時から、音ゲーの音ギチギチな曲をギターで弾いたらかっこよくね?と思ってたので、速く丁寧に綺麗な音を並べたい自分にはクラシックフォームが必要なのだと思いました。

 

フレーズによってロックフォームに近くなる時もありますけどね、ガツンガツンに揺らす力強いチョーキングとかはロックフォームの方が良かったり。クラシックフォームのチョーキングは丁寧というか、毎瞬間、音のピッチをコントロールしやすいような感覚はあります。頭の中で正解を決めておきたいセクションやフレーズとかは丁寧にやりやすいのでいいかなとも。

 

ロックフォームとクラシックフォームの使い分けって非常に難しくて、そんなん感覚でノーミスでやれるようになるまで練習しろって話で終わりにしてしまえばおしまいなんですけど、各音をどっちのフォームで弾くのか、初めのうちは譜面とか音見ながら考察したりしてました。

 

 自分なりに考えてみましたけど、くさいフレーズはロックフォームの方がそれっぽくなるし、親指必要なコードとかももちろんロックフォームじゃないと弾けないなぁ、でも、ほかの丁寧に弾きたい曲はだいたいクラシックフォームでいいな、って結論に落ち着きました。クラシックフォームについては、指が独立してるように見えて見た目的にも好きです。ガツンとロックに!って感じも憧れますけど、そっちじゃないかなぁって最近は思う日々です。

 

書いてるうちに訳わかんなくなってきました、指は言うことを聞いて欲しいですね。

ガチ一人語り駄文、失礼。

 

 

執筆:現部長

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.12

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はおはこんばんにちは。まつばらけいごと言います。経済3年です。 相変わらず物騒な世の中ですが、皆様ご機嫌いかがですか。わたしはストレス発散のために散財して機材を買いました。緊急散財宣言。

 

軽音に入った理由は音楽好き、ただそれだけです。そんな単純な理由で十分です。 ちなみに、大学からギターを始めました。打楽器奏者だった高校時代の名残でドラムを叩くこともあり、ピアノを習っていたのもあってキーボードをやることもあります。同期を作ることもできます。基本広く浅くの精神(だって上手い人はマジで上手いじゃん、追いつけん)でいるので、守備範囲の広さで僕はアピっていこうと思います。なんでも誘ってください。

 

軽音に入ってくれた新1年・新2年、これからよろしくね。初心者でもなんとかなるよ、実際俺もそうだし。ここにいる人は皆、音楽が好きです。これからの数年間でいろいろ音楽を知って、いろいろな人とバンドを組んでいろいろな曲を演奏する楽しさを思いっきり感じられるはず。趣味が合う人ばかりだから、個人的にめちゃくちゃ居心地が良いんよ。最高の友達ができます。 兼サーしてる人、たぶんそこそこいるのかなあって思う。毎回でなくても顔出しにきてバンド組んでこ。しばらく行かない期間が長くなっちゃって行きづらいなあって感じることがこれからあるかもしれない。でもいつでもいいの、「このバンドやりたい!」って言ってくれたら、ここにいる人は皆喜んでくれるよ。不安がらず何でも誘って。

 

未だに僕らが生きる社会では思うように身動きが取りづらいけれど、少しずつ活動ができるようになってきた今、これまでの遅れを取り戻す勢いで、アツいライブやっていくぞ!!!!!!!!よろしく!!!!!!!!!!

 

 

執筆:けいご

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.11

こんにちは!軽音楽部3年ボーカルのりんじーこと岡田倫志郎です!!今回のテーマは「入部までの軌跡」ということで、私がなぜ軽音部に入ったかについて話そうと思います!!

 

私はもともとも軽音楽部に入るつもりはなく、バスケサークルに入る予定でした。しかし、バスケサークルのBBQを寝坊でドタキャンしてしまい、とても入れる空気ではなくなってしまったので、バスケサークルに入ることを諦めました。何か一つでいいので部活動やサークルに入りたいと思った私は、友達から軽音をオススメされたので、ギターをはじめてみようと思い、軽音楽部に入ることを決めました。

 

振り返ってみるとかなりテキトーな理由ですが、軽音楽部の活動、ライブはとても楽しく、あの時軽音楽部に入ってよかったなと思っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。初心者でもはじめやすい部活なので、興味のある方はぜひ入ってみてください。

 

 

執筆:りんじー

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.10

ステップ0:家族ぐるみでサザンオールスターズの英才教育を受ける。母親のお腹の中でサザンのライブに行っていたらしい。知るか。

 

ステップ1:4歳からピアノを習う。人前で音楽を披露すると拍手がもらえるということを知り調子に乗って、小学校の音楽発表会とかのピアノ伴奏に立候補しまくる。

 

ステップ2:中高一貫校に進学し人生初のカラオケへ。人前で歌うと褒められるということを知り調子に乗って、カラオケに行きまくる。

 

ステップ3:中3。カッコつけたいお年頃。その時仲良くしていた友達6人がみんな割と音楽好きだったので、無理やりパートを決めバンド結成。調子に乗っていた西村は何をとち狂ったのかキーボードボーカルを務めたためその結果ギターが3人に。

 

ステップ4:バンド結成はいいものの学校に軽音部は無かったので、自分たちで出られるイベントやライブハウスをSNSで探し出演。同じ高校の中のバンドを集めてフェスみたいなこともやった。ありがたいことに神奈川の高校生のコピーバンドの界隈でそこそこ有名になる。いよいよ調子に乗る。

 

ステップ5:大学進学。固定のメンバーで4年間やってきた自分にとって、軽音部という響きに憧れがあった。音楽の趣味を共有できたり色々な人とバンドを組めたりと楽しそうだったので特に迷わず入部。調子に乗った西村が顔見せライブから完全にイキってしまい、同期の男子との距離感が若干取りづらくなってしまったのはまた別のお話。もちろん皆で音楽やるのは楽しかったので軽音部に入ったことは本当に正解だったと思う。

 

 

執筆:西村

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.9

こんにちは。滝本です。僕が軽音に入った理由は、なんとなくです。このブログを下にスクロールすると数々のかっこいい理由が並んでいると思いますが、僕はなんとなくです。

 

僕は高校の時に軽音部に入っていて、4人組のバンドのギターをやってました。「それならなんとなくじゃないじゃないか!!」という声が聞こえるようですが、繰り返します。なんとなくです。そのバンドはとても居心地が良くて、仲もよく、楽しかったので、大学に入った時には「高校の時ほど楽しくやれるかな、それなら別のこと始めてもいいかな」と思いました。僕みたいな笑いのセンスがある人はお笑いサークルの方が向いているんじゃないか、いやいやずっと勉強していようかな、それとも新しくサークル立ち上げようかな、いっそのこと宗教立ち上げて神にでもなるか。エトセトラエトセトラ。

 

でも僕は結局軽音にしました。なんとなくです。強いていうなら、高校時代からの友達とか学科の友達が入るみたいだから完全アウェイにはならなそう、とか、人数が多いなら1人くらいは友達できるだろう、とかそのくらいの理由です。ギターの経験があるから、とかはそんなにないです。だってなんとなくなんだもの。経験がなくてもなんとなく入ってたかもしれないし、入ってなかったかもしれない。

 

でもそんな僕でも割と友達できて楽しくやれてます。入る前には知らなかった音楽をなんとなく聴いたり聴かなかったり、友達と会話したり会話しなかったり、ライブに出たり出なかったりしてます。楽しいです。なんとなく入ったサークルでもこんなに楽しくやれるもんなんだって思ってます。

 

もしこのブログを見ている新1年や新2年、サークルに迷ってる方がいたら、なんとなくサークルに入ってみるのもありかもしれません。なんとなくお笑いサークルに入ったり、なんとなくテニスサークルに入ったり、なんとなく演劇サークルに入ったり、なんとなく卓球サークルに入ったり、なんとなく入らなかったりしてみてください。どの選択肢でも楽しくやれますし、合わなかったらその時別のサークルになんとなく入ればいいんです。そしてもし、なんとなく軽音部に入部してくれたら、「なんとなく仲間」として仲良くしてください。「かっこいい理由があるに越したことはないけど、なんとなく入ったっていいんだ!!」って言い張る連合を作りましょう。もちろんなんとなくじゃない人も仲良くしてください。一緒にいい軽音部にしていきましょう。

 

以上です。曖昧で適当な駄文、失礼しました。

 

 

執筆:滝本

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.8

はじめまして。副部長のまるみねです。
好きな鬼殺隊の柱は霞と音です。
アニメ2期の遊郭編が派手に楽しみです。
さて、僕が軽音部に入ろうと思ったのはただ一つ、ライブがしたかったからです。

 

僕の地元は田舎だったので、高校に軽音部がなく、高2まではそもそも好きな音楽は聴く、歌うものであり、演奏できるという考えがありませんでした。
その後ベースに触れ、独りで延々と弾いていましたが、次第にバンドを組んでライブしたいという欲が抑えきれなくなり、大学で思い切って入部を決意したという経緯です。

 

なんとも凡庸な動機ですが、わりとこれに落ち着く人も多い気がします。

 

そんな軽音の「け」の字も、バンドの「ば」の字も知らない、故に競馬は「い」としか発音できないような初心者擬きの僕が、先輩方と食堂でお話したり遊びに行ったりしているうちに横国軽音にどっぷり浸かっていくのですが、入部後のあれこれはまた機会がありましたら。
長々とご覧くださりありがとうございました。
それでは。

 

 

執筆:まるみね

文責:発地

「入部までの軌跡」vol.7

軽音部には正直大学生になってから入ることをずっと決めていました。だから理由というのはあんまないです。それでもちゃんとここの軽音学部に惚れた理由があるんですよ~。というわけで語っていきますか。。。

 

この軽音学部のライブを見てて1番印象に残っているライブは間違いなく新歓野音でのマイヘアです。でっかい野音に三人、それでも一人一人がかっこよく大きく見え、曲が変われば変わるほどかっこよさが増していく、そんな姿に惚れてしまいました。それからギタボの人のファンになり、ドラムの人と一緒にマイヘアに行き、ベースの人には甘えています。それはめちゃくちゃ。かっけえし癒やしだし。

 

そんなかっこいいライブ、俺もできたらいいなあと未だに悩んじゃってますね。

 

 

執筆:宮澤

文責:発地