【編集長の軽音部深掘り】1. 音楽的「懐の深さ」が生まれるまで ①バンドを組むことの意義
04 Limited Sazabys、Awesome City Club、SCANDAL、ヨルシカ、MONOEYES、YUI、reGretGirl、BYEE the ROUND、SILENT SILEN、[Alexandros]、Vinyl Theatre、LEGO BIG MORL、BUMP OF CHICKEN、スキマスイッチ、NICO Touches the Walls、palitextdestroy、音速ライン、陰陽座、LUNA SEA、ハルカミライ、B’z、WEAVER、須田景凪、Polyphia、Plini、cinema staff、Superfly、虚弱。、米津玄師、有形ランペイジ、My Hair Is Bad、ストレイテナー、MY FIRST STORY、あいみょん、school food punishment、Radiohead、UNISON SQUARE GARDEN、after the rain、girls dead monster、バンドリ、fhana、Aimer、アイマス、けいおん!、GALNERYUS、スピッツ、秦基博、きのこ帝国、サザンオールスターズ、ZAZEN BOYS、Suchmos、サカナクション、flumpool、RADWIMPS、Nothing's Carved in Stones、椎名林檎、ヒトリエ、大塚愛、The 1975、Official髭男dism、ゲスの極み乙女。、高橋優、ヤバイTシャツ屋さん、フレデリック、Bon Jovi、HYDE、The HIATUS、ラウドネス、鈴木このみ、Orangestar、Honey Works、THE ORAL CIGARETTES、QUEEN、Mr.Children、KANA-BOON、supercell、SHISHAMO、back number、ONE OK ROCK、ASIAN KUNG-FU GENERATION、家入レオ、長靴をはいた猫、東京カランコロン、King Gnu、Five new old、saucy dog、the songbards、パスピエ、The Cabs、Perfume、TK from 凛として時雨、とけた電球、acidman、クリープハイプ、神様、僕は気づいてしまった、レキシ、THE BACK HORN、aiko、Two Door Cinema Club、GLIM SPANKY、logical emotion、Deep Purple、Hi-STANDARD、Eight、竹内アンナ、マキシマムザホルモン、黒うさP、ロードオブメジャー、yonige、女王蜂、10-FEET、いきものがかり、神聖かまってちゃん、高橋洋子、kemu、斉藤和義、Life、ザ・リーサルウェポンズ、サンボマスター、AKB48、[ALEXANDROS]、Hump back、Super Guitar Disney、BAND-MAID、green day、FOMARE、みきとP、FAITH、相対性理論、キタニタツヤ、WHITE ASH、tacica、Base Ball Bear、KEYTALK、TOKIO、SiM、UVERworld、SUPER BEAVER、オーイシマサヨシ、KOTORI、Van Halen、Earth, Wind & Fire、Micheal Jackson、ONE DIRECTION、Pharrell Williams、Galileo Galilei、ポルカドットスティングレイ、toe、Oasis、SIX LOUNGE、Halo at 四畳半、美波、ELLEGARDEN、BRADIO、チャットモンチー、Eve、andymori、X JAPAN、銀杏BOYZ、Rage Against The Machine、AL、羊文学、POLYSICS、moumoon、Passcode、ゆず、サイダーガール、lamp、倖田來未、菅田将暉、indigo la end、toconoma、桑田佳祐、T.M.Revolution×水樹奈々、PSYQUI、ずっと真夜中でいいのに、ネクライトーキー、LiSA、Avril Lavigne、Yogee New Waves、ROTTENGRAFFTY、WOMCADOLE、Suspended 4th…
あ、お疲れ様でした。一体何のフェスです?って感じの顔ぶれでしたが、今並んでいたのは全て2019年に横国軽音のライブで演奏されたアーティストです。漏れや重複はご容赦ください。知ってるのも知らないのもたくさんあったことでしょう。で、多分一つくらい好きなアーティストもいたんじゃないでしょうか。これほんとに全部やってるのと思いますよね。マジでやってるんです。これでも8割くらいです。しかも異なるライブで2回以上演奏されてるバンドは上では1回の記述に省略しているので、実際はもっとたくさんのバンドが演奏されていることになります。
3年文芸部門編集長の西村が横国軽音の中身を独断で勝手に長々と紹介する『編集長の軽音部深掘り』。
パート1のテーマは「軽音部の音楽性の深さ・広さ」です。やはり軽音部に興味がある人の多くは、音楽に対しても何かしらの興味があるのではないでしょうか。「自分の好きな・やってみたい音楽って横国軽音で出来るのかな、もしかしたら浮くかな」という不安がある人もいるかもしれません。
断言します。ぜっっっっっっっったいに浮きません。
だってさっきのアーティストの数見たでしょう?もっと出しましょうか?わかりました。
the she’s gone、androp、the pillows、THE YELLOW MONKEY、このすば、イナズマイレブン、澤野弘之、ナユタン星人、カンザキイオリ、analogfish、緑黄色社会、EGOIST、日食なつこ、L’Arc-en-Ciel、
あ、もういいですか?とにかく、僕は音楽のジャンル分けとかよく分からないんですが、本当にオールジャンルに近いと思います。今回は横国軽音が信じられないほどの音楽的な懐の深さを持つことができる秘密を大公開いたします。
秘密の一つ目は「部員が多いこと」です。ぶっちゃけ人間にも音楽にも、誰にだって好き嫌いが存在します。でも現段階で150人以上が参加しているので自分と近い考えや共通事項、音楽の好みなどを持っている人は多分います。しかも多分複数います。同じ学部、同じ地元、同じ趣味…その要素はさまざまですが、必ず何かしら共通点や近しい点がヒットすることでしょう。仲良くなるチャンスです。そしたら何ができるか。
バンドが組めるんですね。見知らぬ人とバンドを組むには、多様な部員がいるに越したことはないと僕は思います。
二つ目は「バンドの組み方」。これが大切です。横国軽音はオリジナルバンドなど特殊な例を除き、基本的にライブごとにバンドメンバーが変わります。どう組むかというと簡単で、
A「次のライブ、サカナクションやりたい!」
B「俺ドラムやる!前Cと組んで仲良くなったから呼んでみるね」
C「キーボード私やるよ」
A「じゃあ俺Dに声かけてくる!」
D「ギターやります、よろしくー」…
みたいな感じです。こんな感じで新しくバンドを組むことで交友関係が交友関係を呼び、そこから新たな関係が生まれるのです。さらに閉鎖された空間で、まとまった時間、顔を突き合わせて練習すれば自然と会話が生まれ、気づけば顔見知りから友達へと変わっていきます。
そしてこれが各部員の音楽性の更新を促します。さっきの例だとCさんとかDさんは必ずしもサカナクションにそこまで興味があったか怪しいですよね。裏返すとCさんやDさんにとっては改めてサカナクションをしっかり聞く機会ができたと言えます。そして「え!いいじゃん!」ってなるのです。大抵。「他にもどんな曲聴いてるの?」「ライブ一緒に行かない?」
こんな感じに、次々と形成される人間関係によって部員の音楽性が常にアップデートされ、横国軽音全体の音楽性は停滞することなく膨れ上がっていくのです。
初めは近い考えや共通事項を持つ人との関係が生まれ、バンドを組むことでそれが広く深くなっていく。「部員の多さ」と「バンドの組み方」が組み合わさることで、部員間の交友関係、そして音楽性の広さ・深さが加速度的に上昇していく過程が何となくわかっていただけたでしょうか。そしてそれをさらに強固にするのが「ライブ」です。なぜなら、…って続きを書こうとしたのですがよく見たら結構良い分量になってきたので、次回に譲ります。
部員の音楽性や興味が常に混ざり合い、新たな関係が生まれる環境は、僕が思うに横国軽音最大の魅力です。それでは第2回で会いましょう。
文責:西村